アーク溶接とは
溶接法の中で、最も広く使用されています。町の高層ビル建設の鉄骨組み立て現場で花火のような火花を散らしているのがアーク溶接です。 アーク溶接とは、日常的には手棒溶接、手溶接とも呼ばれています。 母材と同質材料の金属棒(心線)を電極とし、金属棒と母材との間に形成されたアークを 熱源として溶融させます。この時、溶けた金属が周囲の空気と接触することを防ぐため、心線の周囲に塗布した被覆材(フラックス)から生成されるガスやスラグでシールドしています。溶接例(アーク溶接機の使い方)
条件:溶接棒3.2mm、設定電流100A、一般軟鋼板厚6.0mm必要なもの
・アーク溶接機(トーチホルダー+アースクリップ)
溶接とは
溶接は、2つの金属を溶かして混ぜ合わせ、くっつける(接合する)技術です。 そのため、金属の接合部を加熱する必要があり、被覆アーク溶接(以下、アーク溶接)、 TIG溶接、半自動溶接、など、様々な加熱手段があります。